こんにちは、二人三脚(妻)です。
ハンドメイド歴15年でフェルト小物作家のfairy doll house として活動しています。
この記事は裁縫初心者の方でパッチワークボードの使い方をよく知らない方へ、パッチワークボードの3つの使い方をご紹介します。

最後までお読みいただければ、パッチワークボードを使いこなして、裁縫の作業の効率を上げることができます
パッチワークボードの使い方がよく分からない
パッチワークボードのサンドペーパー面はよく使うと思いますが、セーム革がついている意味やアイロンボードになることはご存じでしょうか?
パッチワークボードの3つの使い方
以下の3つを使いこなすと裁縫作業の効率を上げられます!
- サンドペーパー面は型紙を写す時に使う
- 綿素材面はアイロンボードとして使う
- セーム革面は生地に印付けをする時に使う
詳しい解説
パッチワークボードの使い方がよく分からない

- せっかくパッチワークボードを持っているのに使いこなしていない気がする・・・
- セーム革は何のためについているか分からない・・・

これからパッチワークボードを購入するという方は、サイズなどにも迷われていると思います
パッチワークボードの3つの使い方
サンドペーパー面は型紙を写す時に使う

サンドペーパー面は生地に型紙を写す時に使います
机の上で生地に型紙を写そうとすると、生地が伸びてしまい、綺麗に生地に型紙を写すことができませんよね。
パッチワークボードのサンドペーパー面はざらざらしているので、サンドペーパー面に引っかかることで生地が伸びずに型紙を写すことができます。
鉛筆タイプのチャコペンもペンタイプのチャコペンも両方使えます。

サンドペーパー面を使う時には、セーム革を自分の方にめくると使い易いですよ
作品を作っている最中にパーツが足りない、なんて時に、セーム革を少しだけめくって、サンドペーパー面で生地に型紙を写すという使い方もできます。
セーム革を奥にめくって使うと、少しだけ使いたい時でも、セーム革を全部めくらなければなりません。
綿素材面はアイロンボードとして使う
綿素材の面がアイロンボードになります。
パッチワークをやっていると、ピースワークをアイロンして、縫い代を倒す作業がたくさんあります。
アイロンボードをわざわざ出してアイロンするのは結構手間ですが、

作業机の上にパッチワークボードを置いて、その上でアイロンもできたら非常に楽ですよね
セーム革面は生地に印付けをする時に使う
セーム革の使い方をご存じない方は結構多いのではないでしょうか。色々な使い方がありますが、私は主に下記のような使い方をしています
①ルレットとチャコペーパーで印付け用
セーム革の上にチャコペーパー(転写面を上)をのせて、その上に生地をのせて、生地の上に型紙をのせます。
型紙の縁をルレットで沿うように転がせば、型紙が生地に写ります。
②アップリケをする時に、あらかじめ縫い代を内側に折り曲げておくと、縫いやすいです
その内側に折る作業をセーム革の上でやると綺麗に折ることができます。
ヘラを使って折る時に、机の上だと机に傷がついてしまうことがありますが、セーム革の上でやれば、机を傷つけることもありませんし、程よい弾力で生地を折りやすいです。
③作業中にハサミなどを机に置くと、結構大きな音がしてしまいますよね
小さな子供がいるご家庭では、大きな音が出ないように気を付けられていると思います。
そんな時には、セーム革の上に物を置くようにしましょう。
音が気にならなくなります。
私はセーム革の上で作業中に、パッチワークボードの端のアイロンボードに針を刺して、針休めとして使うこともあります。
まとめ
裁縫初心者の方でパッチワークボードの使い方をよく知らない方へパッチワークボードの3つの使い方をご紹介しました
- サンドペーパー面は型紙を写す時に使う
- 綿素材面はアイロンボードとして使う
- セーム革面は生地に印付けをする時に使う
上記に加えて、パッチワークボードをおぼんのように材料や道具をのせて移動することもできます
外出時に持ち運びすることがよくあるのでしたら、小さいサイズのパッチワークボードの方が良いかもしれませんが、

今回紹介したような使い方をされるようでしたら、大きなサイズ(A4サイズくらい)のパッチワークボードを用意されることをオススメします
ハンドメイドを楽しんでいただけるお手伝いになれば嬉しいです!

ジャンル選びから裁縫系ハンドメイドの準備をするまでの流れを下記でご紹介していますので、よろしければこちらもご覧ください