こんにちは、二人三脚(妻)です。
ハンドメイド歴15年でフェルト小物作家のfairy doll house として活動しています。
この記事はハンドメイド初心者の方に、初めてフェルト小物を作る時に必要な材料3つをご紹介します。
最後までお読みいただければ、材料が全くない状態からでも、フェルト小物作りをスタートできます。
どんな材料を揃えたらいいか分からない
フェルトを使ったハンドメイドを始めてみよう!と思っても、初めてだとどんな材料が必要か分からなくて、困ってしまうことはありませんか?
フェルト小物を作る時に必要な材料3つ
まずは下記の3つの材料を揃えましょう。
詳しい解説
前からハンドメイドに興味を持っていた、副業としてハンドメイドを始めてみよう、などハンドメイドを始めようと思ってジャンルは決めたけれど、どんな材料が最低限必要なのか分からずに、困ってしまうことはありませんか?
フェルト小物を作る時に必要な材料3つ
そこで、初心者の方がフェルト小物を作る時に、以下の材料3つを揃えましょう。
フェルト(作品の色に合わせて)
フェルト小物の基本になる生地です。
フェルトには硬めや柔らかめなどの種類があります
硬め:平面が多い作品に適しています
柔らかめ:立体の作品に適しています
大きさ:20×20 cm程度がオススメ
サイズは大判(90cmなど)もありますが、初心者の方は小さい方が扱いやすいので、20×20 cm程度がオススメです。
20×20 cmサイズだと100円程度から購入可能です。
ミニーというメーカーのフェルトはどこの手芸店でも取り扱いがあると思います。
フェルトの色:本を見ているならそちらを参考に
フェルトにはたくさんの種類の色があり、どれを選べば良いか最初のうちは迷ってしまいます。
フェルト小物の作り方の本を見て作品を作られる時には、本に何色を用意すれば良いか記載してあるので、そちらを参考にしましょう。
縫い合わせるための糸(作品の色に合わせて)
フェルトを縫い合わせる時に使います。
フェルト小物を作る本には刺しゅう糸を使うと書いていますが、初めのうちはミシン糸(ポリエステル100% 60番)をオススメします。
ポリエステル100%であれば、硬すぎずにちょうど良いです。
ポリエステル68%/綿32%だと硬いため、縫う時には適しません。
60番は糸の太さを示す番号で、ちょうど良い太さです。
30番は太すぎて、90番は細すぎるので、60番をオススメします。
ミシン糸もフェルトと同じくどこの手芸店でも取り扱っています。
糸の色はフェルトと同じ色にすれば問題ありません。
フェルト小物は縫い目が表に出るので、あえて縫い目を際立たせたい場合はフェルトと違う色でも良いですが、最初のうちは糸とフェルトの色は合わせておいた方が良いです。
初心者には刺しゅう糸をオススメしない理由
- 刺しゅう糸をほどくのが大変
- 刺しゅう糸は縫っている時に絡まりやすい
①刺しゅう糸をほどくのが大変
刺しゅう糸は6本の細い糸を1本に束ねて作られています。
用途(縫う時や刺しゅうをする時など)に合わせて、使う本数が異なります。
6本の細い糸から用途に合わせて2本や4本を抜き取ると本には記載されていますが、抜き取る時に糸同士が絡まりやすく、初心者には難しい作業のためです。
②刺しゅう糸は縫っている時に絡まりやすい
刺しゅう糸は6本の糸をねじって1本の糸にしています。
ほどいてもねじった状態に戻ろうとするため、縫っている途中に糸がねじれてしまい、絡まりやすいです。
また、一度絡まるとなかなかほどきにくいので、最悪、糸を切るしかなくなってしまいます。
わた:ぬいぐるみ用を使いましょう
マスコットやぬいぐるみの厚みを出したり、立体感を出す時にわたを詰めます。
私は圧縮手芸わたをよく使っています
圧縮されているので、使わない時の場所を取りません。
使う分だけ少しずつ取り出してほぐすと膨らみます。
圧縮手芸わたもどこの手芸店でも扱っていると思います。
わたには種類がたくさんあるので、ぬいぐるみ用と記載されているわたであれば、問題ありません。
まとめて詰めると、わたの入る場所や量に偏りがでてしまい、形が崩れて見た目が悪くなってしまうことがあります。
まとめ
今回は、ハンドメイド初心者の方に、初めてフェルト小物を作る時に必要な材料3つをご紹介しました。
この3つの材料があれば、簡単なフェルトの小物を作ることができます。
自分の好きな小物を作ってみましょう。
ハンドメイドを楽しんでいただけるお手伝いになれば嬉しいです!
ジャンル選びから裁縫系ハンドメイドの準備をするまでの流れを下記でご紹介していますので、よろしければこちらもご覧ください