こんにちは、二人三脚(妻)です
ハンドメイド歴15年でフェルト小物作家の fairy doll houseとして活動しています
この記事はフェルト小物作りの初心者の方へ、フェルトに型紙を上手に写す方法をご紹介します
最後までお読みいただければ、フェルト小物作りで苦労していた型紙をフェルトに写す作業が簡単にできるようになります
フェルトに型紙を写すのが大変
フェルトに型紙を写そうと思っても、鉛筆タイプのチャコペンだと
- 芯がフェルトに引っかかって上手く描けない
- 色がうまくつかない
なんてことがありますよね
ペンタイプのチャコペンだと、チャコペンの色がそのまま残ってしまい、完成した作品の見た目に影響しちゃうこともあります
フェルトの色が濃いと鉛筆やペンの色が見えないなんてこともあります
フェルトに型紙をきれいに写す方法
このようにお困りの方は、下記の方法があります
- 消えるタイプのチャコペンを使う
- 色鉛筆を使う
- 消えないペンの場合、生地は線の内側を切る
- 型紙をフェルトに貼ってカットする(デメリットあり)
詳しい解説
フェルトに型紙を写すのが大変
木綿の生地に型紙を写す時は、生地の裏にチャコペンや鉛筆で描けば簡単に型紙を写すことができますが、フェルトの場合は型紙の写し方でこのように悩んだりしますよね
私はフェルト小物を作ると決めてからしばらく型紙の写し方で悩みました
何か良い方法がないか色々調べたり、便利な道具を探したりしました
そこで、私が悩んだ末に
「これなら色々な悩みを解決できる!」
と思って現在やっている方法をご紹介します
消えるタイプのチャコペンを使う:一番オススメ
手芸店や100円ショップで消えるペンタイプのチャコペンが売っています
消えるタイプのチャコペンにも色々種類があります
- 時間が経てば消えるもの
- 水で消えるもの
- 専用の消しペンが必要なもの
私は1の時間が経てば消えるタイプのチャコペンが好きです
時間が経てば消えるもの
色が薄い生地に使うためのチャコペンと、色が濃い生地に使うためのチャコペンの2本使っています
色が薄い生地に使うペンは紫で、色が濃い生地に使うペンは白です
インクのペンタイプのチャコペンだと、型紙を紙や厚紙で作った場合、繰り返しその型紙を使っていると、型紙の縁がインクの水分でシワシワになり、ちょっとずつ型紙が小さくなってしまいます
なので私はプラスチックのパターンシートという物を使って、型紙を作っています
プラスチックのパターンシートについてはこちらで解説しています
2と3は下記の点で使っていません
水で消えるものを使わない理由
フェルトは水に濡らすと表面がよれてしまうので、あまり水は使いたくありません
専用の消しペンが必要な物を使わない理由
単に消すのが二度手間になり面倒なので使っていません
色えんぴつを使う
この方法はある本で読んで学んだ方法です
- 色えんぴつでトレーシングペーパーに本などから型紙を写し取ります
- 色えんぴつで書いた面を下にフェルトに置きます
- ずれないようにしっかりと押さえて、スプーンの腹でこすります
- フェルトに色えんぴつの色が移るので、その線を切ります
【色えんぴつを使う理由】
フェルトの色に合わせて色えんぴつの色を選べるので、完成した作品にあまり影響しない色を選べるからです
消えないペンの場合は線の内側を切る
これはフェルトに型紙を写す方法と言うよりは、完成した作品に影響しない方法です
消えないペンなどで型紙を写した場合、縫い代のないフェルト小物ではペンの色が完成した作品に影響してしまいます
なので、消えないペンなどで型紙をフェルトに写した時には、型紙の線の内側を切りましょう
※色が消えるチャコペンの場合は、これをしなくて良いので、時間が経てば色が消えるチャコペンを私は使っています
型紙をフェルトに貼ってカットする(デメリットあり)
- レーシングペーパーなどに本などから型紙を写し取ります
- 写し取った型紙の周りをざっくり(適当に)切ります
- セロハンテープやマスキングテープなどで切った型紙をフェルトに貼ります
- フェルトと型紙を一緒に切ります
この方法の最大のメリットは簡単に生地を型紙の形にすることができます
私は紙を切るためのハサミと布を切るためのハサミとを使い分けています
布を切るためのハサミで紙を切ってしまうと、切れ味が悪くなるからです
この方法だと布を切るためのハサミで紙を切ってしまうことになるので、ハサミの切れ味に影響するかもしれません
まとめ
フェルト小物作りの初心者の方へ、フェルトに型紙をうまく写す方法をご紹介しました
- 消えるタイプのチャコペンを使う
- 色鉛筆を使う
- 消えないペンの場合、生地は線の内側を切る
- 型紙をフェルトに貼ってカットする(デメリットあり)
いくつかの方法を知っておけば、臨機応変に使い分けられます
自分に合った方法が見つかると良いですね
ハンドメイドを楽しんでいただけるお手伝いになれば嬉しいです!
参考となる本や裁縫のコツ、フェルト小物の基礎などをご紹介します、よろしければこちらもご覧ください