こんにちは、二人三脚(夫)です。
この記事は在宅勤務になっているけど仕事がうまく回らずに困っている方へ、
30代のサラリーマン(チームリーダー)が実践している在宅勤務で失敗せずに成果を継続して出すコツ6ポイント
をご紹介します。
在宅勤務のメリット・デメリットについて知りたい方は、下記で夫・妻・娘視点で紹介しています。
最後までお読みいただければ、在宅勤務であっても、チームメンバーと協力して成果を出し続けていけるようになります。
在宅勤務がうまくいかない
在宅勤務になったら前よりも仕事がやりにくくなった
困っている部分があるけどどう相談したら良いんだろう・・・
など、2020年春頃から急速に拡がった在宅勤務の中で、いざやってみると仕事が思ったように進まずに、戸惑ったり困ったりしてしまうことはありませんか?
在宅勤務を失敗しないコツ6ポイント
週5日の在宅勤務でも失敗せずに成果を継続して出しているコツ6ポイントです。
在宅勤務が始まる前からチームリーダーで自分のチームの運営・管理をしていました。
2020年春以降に在宅勤務になってからもそれまでと変わらずに運営し、成果を継続して出していると、別チームの運営に協力して欲しいと上司から指示が出て、現在は2つのチームの運営・管理をしています。
新たに運営に参加したチームのメンバーからは
以前よりも業務が進めやすくなりました!
と言ってもらって、効果が出ている内容です。
詳しい解説
在宅勤務がうまくいかない
2020年春頃から急速に在宅勤務が拡がりましたね。
それまでは出社して、上司やチームメンバーと顔を合わせながら話したり、困っていることがあったら近くにいる上司や同僚に話しかけたりしながら仕事を進めてところが、在宅勤務ではこれらはできなくなりましたね。
すると、
在宅勤務になったら前よりも仕事がやりにくくなった。
困っている部分があるけどどう相談したら良いんだろう・・・。
など、在宅勤務になったことで戸惑い、下記のようなことで困っていることはありませんか?
立ち位置 | 困っていること |
---|---|
管理職 リーダー | ・日々の業務の進捗が分からない ・納期近くに突然相談されて特急対応になってしまう ・メンバーが何に困っているか分からない |
メンバー (実務者) | ・困っている事があるけど、相談しにくい ・期限はまだ少し先だけと、今のペースで間に合うか分からない ・上位に相談したいけど、在宅勤務だといつ相談して良いか分からない |
オススメする対処法
以下の6つをされることをオススメします!
1.業務計画(個人版)を立てる(Max.1h以内のタスク)
始業してメールチェックを行った後、その日の業務計画を立てます。
打ち合わせの有無や、どんなタスクをやるかを自分で把握します。
把握した内容はアウトルック(予定が分かる物なら何でもOK)の予定表に時間・内容を入力します。
タスクは細かく・具体的な内容(最大でも1h以内で完了が目安)まで落とし込みます。
こうすることで、
- どんなタスクをやるのか
- どんな手順でやるのか
- どこまでやれば仕事が完了したと言えるのか
など、明確にすることができます。
2.毎日朝会:チーム全員で困っていることや進捗の共有
個人でメールチェックや業務計画を立てた後で、チームメンバー全員参加での朝会を毎日行っています。
- 前日までの進捗を確認
- 課題の共有
- 困っていることの共有
- 進め方が分からないところの相談
- その日にやる業務の確認
など、課題や困りごと、その日の予定業務の確認をします。
これをすることで、管理職・リーダー視点でも、メンバー(実務者)目線でも下表のメリットがあります。
立ち位置 | メリット |
---|---|
管理職 リーダー | ・業務の進捗管理ができる ・メンバーの困りごとの把握ができる ・進捗遅れ、課題、困りごとなどの解決ができる ・メンバーの負荷状況を把握し、適切な業務配分ができる ・業務の優先順位付けをできる |
メンバー (実務者) | ・困っている部分の共有ができる ・相談したい事へのアドバイスをもらえる ・納期に間に合いそうになければみんなでフォローできる |
朝会の時には、
進め方をメンバーが具体的にイメージできたか
という点に対し、自分はチームリーダーの立場なので特に気を付けています。
具体的にイメージできていないと、いざ手を動かしてみても
あれ、分かったつもりだったけど、どう進めたら良いか分からない・・・。
ということになってしまい、チームとしてのアウトプット効率が落ちまてしまいます。
困っていることがないか、メンバーからしっかり聞くように心がけています。
立ち位置 | 朝会のポイント |
---|---|
管理職 リーダー | ・メンバーが具体的にイメージできているか確認しましょう ・困っていそうなことや、ちょっと詰まっているところなど、 小さな事でも引き出していきましょう ・解決のためのアドバイスや、フォローをしっかりとやりましょう |
メンバー (実務者) | ・積極的に『困っていること』『詰まっている部分』を共有しましょう ・自分なりの『解決策』『進め方』も一緒に言えると、自分自身の成長になります 初めは難しくても、徐々に練習していきましょう |
3.アウトルックの予定表でその日のタスクを管理 多ければ納期や人の調整
朝会で業務の進め方や予定業務を確認し、朝会の最後にアウトルックの予定表を再確認します。
こうすることでその日にする業務を基幹職・リーダーの視点で見て
- 優先順位を考えてタスクの順序を変更
- タスクが多くて残業になりそうなら他の人にタスクをやってもらえないか調整
- 納期を遅らせられないか調整
などを行います(下図は業務Cと業務Eの順序を変更した例)
4.業務報告と一人で抱え込まずに相談
責任感の強い人ほど、
業務が多くて遅れているけど、みんなも忙しそうだから自分が頑張らないと・・・。
と思ってしまい、業務を一人で抱え込んでしまいがちです。
ただ、リーダー視点だと
チームとして成果を出すことが目的であり重要
誰にやってもらうかは手段
なので、業務が多くて納期に間に合いそうになかったり、難しそうで困っている時には上の人に相談しましょう。
相談する時には
このタスクを別の日にすれば納期に間に合わせられそうです。
などの提案を一緒にできると良いですね。
5.業務計画(チーム版)を立てる:大きな所から中 ⇒ 小まで分解
業務計画(個人版)を立てる時に重要なのが、業務計画(チーム版)です。
大きなかたまり(大項目)から中項目、小項目まで分解していきます。
小項目は
- 何を
- どのようにする
- 何時間ほどかかる
具体的に手を動かすレベルまで落とし込み、明確にしましょう。
この業務計画(チーム版)が具体的になればなるほど、メンバーは何をするのか業務計画を具体的に立てることができ、管理職・リーダーは課題となりそうな内容を把握することができます。
そして最後に
- 誰が
- いつまでに
を決めれば完成です。
業務計画(チーム版)を作るのはかなり大変ですが、最初に作ってしまえば後は更新だけなので後々ラクです。
6,声をかけやすい雰囲気作り(チームリーダーの手腕が問われる)
一番大事な部分は声をかけやすい雰囲気作りです。
どんなに色々なツールや仕組みを作っても、
相談しても怒られるだけなら黙っていよう
と感じてしまうようなチームの雰囲気だと、チームとして成果を出していけません。
チームの雰囲気が良くなるか・悪くなるかは管理職やリーダーの腕の見せ所です。
業務指導のためとはいえ、管理職やリーダーが常にキツイ言い方をしていてはみんな萎縮してしまい、次第に雰囲気が悪くなってしまいます。
良くない仕事の進め方があったとしても、まずは話をしっかり聞き、適切に指導していきましょう。
メンバーは同じミスを繰り返してしまわないように、
- なぜミスが発生してしまったのか
- どうすれば次はミスが起こらないのか
をよく考えて、次につなげていきましょう。
雰囲気が良ければ、出社・在宅にかかわらずにしっかりとチームでコミュニケーションは取れます。
まとめ
今回は、在宅勤務になっているけど仕事がうまく回らずに困っている方へ、在宅勤務で失敗せずに成果を継続して出すコツ6ポイントをご紹介しました。
在宅勤務を始める前は、お互いに顔が見えない中なので心配でしたが、問題なく成果を継続して出せています。
在宅勤務にはたくさんのメリットがあり、自分は継続しますし、今後も継続される方がいると思っています。
少しでも参考になれば嬉しいです!