こんにちは、二人三脚(夫)です。
DIE WITH ZERO(ゼロで死ね)を読みましたので、概要と3つの印象に残った言葉、考え方が変わったことについて記載しました。
特に印象に残っている3つの言葉
人生で一番大切な仕事は思い出を作ること
一番印象に残っていて、はっとさせられた言葉です。
人生で一番大切な仕事は思い出を作ること
DIE WITH ZERO 本文より
資産残高を見てニヤッとするのは好きですが、お金だけあっても空しいというか物足りないというか…。
『将来のお金のため』にすべてを我慢し、楽しい思い出が全然できなかったというのは悲しいですよね💦
娘が生まれる前、夫婦でいろいろな所へ旅行に行きました。ディズニーホテル(ランドホテル、ホテルミラコスタ、アンバサダーホテル制覇)、新婚旅行で行ったカナダ、青春18きっぷの旅、などなど。
旅行のアルバムをたまに見るのですが、普段は覚えていなかったことも写真を見返すと記憶がよみがえってきて、当時の思い出を振り返ることができます。
経験している瞬間ももちろん楽しいですが、しばらく経って思い出を夫婦で話すのもとても楽しいです。
楽しかった思い出はいつでも・何回でも記憶から引き出すことができ、消えません。
お金は生きていくために大事ですが、充実した人生のためには楽しい思い出をたくさん作ることがもっと大切なことだと思います。
富の最大化ではなく人生の喜びを最大化
その通りなんだけど、今の自分にとってはちょっと難しく感じている言葉です。
富の最大化ではなく人生の喜びを最大化
DIE WITH ZERO 本文より
ついつい節約・倹約とかに意識がいってしまいます。でも我慢ばっかりだと続きませんし、そもそも普段の生活が楽しくない。
『お金を貯める&増やす』と『お金を使う』をどうバランスさせるか、頭を悩ませる部分です。
ちなみに二人三脚家では、家計の予算管理を下記のようにしています。
家族で旅行に行くのが好きなので、あらかじめ『この範囲なら使ってもいい』金額を設定して、資産形成と人生の楽しみとのバランスを取ろうとしています。
人生の充実度を高めるのは、“そのときどきにふさわしい経験”
楽しみの先送りをし過ぎて、タイミングを逃してしまうと後悔してしまうかも。
人生の充実度を高めるのは、“そのときどきにふさわしい経験”
DIE WITH ZERO 本文より
子供と一緒に過ごせる時間は有限です。
小学生くらいまでは旅行も一緒に行ってくれるでしょうが、中学生や高校生以上になると部活などで忙しかったり、友達同士で遊んだりで、家族での旅行の機会が減るかもしれません。
あるいは自分が年を取って体力が落ちてしまい、十分には楽しめなかったり、断念せざるを得ないことがあるかもしれません。
将来のためと思ってお金を増やしても、いざその将来になったときに一緒に旅行に行けず、思い出を作ることができなかったらもったいないです。
楽しい経験を先送りし過ぎて後悔しないようにしたいですね
娘はいつまで抱っこさせてくれるかな?いつまで一緒に旅行に行ってくれるかな?とたまに考えると、毎日とか普段の行動もかけがえのないものだと気づきます。
DIE WITH ZEROを読んで考えが変わったところ
高配当投資に興味を持ちました
当たり前ですが、お金は持っているだけではあまり意味はありません。
無いよりもたくさんある方が良いですが、どのようにお金を使うかが重要です。
これまではFIREのために資産の最大化を優先させていましたが、普段の生活に使えるお金を増やす高配当投資にも興味が湧きました。
資産も増やしつつ、配当金で旅行だったり美味しいご飯を食べに行くのも良いなと思います。
育休と資産減少に対する捉え方が変わりました
娘が生まれたときは大変苦労したので今度こそ育休取るぞ!と決めていて、2021年7月に二人目が生まれる予定で、育休を1年間取得します。
1年間取得することには何の抵抗もないのですが、1点だけ気になることがあります。
二人三脚(家)は一馬力なので、育休中の収入が自分の育児休業給付金のみになってしまいます。
生活防衛資金があるので、生活が破綻することはありません。それでも確実に資産を取り崩すことにはなると思います。
以前は資産が減ることに対して『FIREが遠のく』と少し後ろ向きにとらえることがありました。
今は、資産は減ってしまうけれど、その資産で『子育てのための時間を買ったと考えれば、これもいいお金の使い方』と考えられるようになりました。
目的と目標の再確認
目的と目標は似ている言葉ですが、意味は異なります。
『人生』というとたいそうな言葉になってしまいますが、自分に当てはめてみると
目的を見失って、目標や手段ばかりに目がいってしまわないように気を付けます。
まとめ
『お金を貯める・増やす』にこれまで意識がいっていて、たくさんの本を読んだりYouTubeで動画を見たりしていました。これも大切なことだと思います。
ただ、『何のために?』という目的も忘れずに、これからもFIREを目指して資産形成したいと思います。
DIE WITH ZEROを読んでの感想でした。少しでもご参考になれば幸いです。